1. 引っ越しの計画を立てる

スケジュールを決める
●引っ越し時期を決定する
引っ越しをする上で一番最初に決めなければいけないことは引っ越し時期を決めることです。
良い物件があれば引っ越ししようかなと考えていてはなかなか決まりませんし、不動産屋さんに嫌がられます。
基本的には物件を引っ越し時期の2ヵ月ちょっと前から探してください。
募集が上がっている物件は延ばせても2ヵ月以内に入居しなければならないからです。
もちろん物件オーナーさんが3ヵ月後でもいいと言えばいいのですが、管理会社さんに月内~来月内に入居してくださいと言われると思います。
●退去・入居の手続きを確認する
まず、退去通知は新居で賃貸保証会社の審査を通してから通知してください。
退去通知を出したものの入居が退去日に間に合わず数日分のホテル代・コンテナ倉庫代・引っ越し代などの余計な手間と費用がかかってしまってはたまったもんじゃありません。
退去する場合に気を付けなければいけないことは退去通知を何ヵ月前に通知しなければいけないかです。
実家に住んでる方は気にしなくていいですが、退去は通常1ヵ月前か2ヵ月前に通知しなければなりません。
確認方法は物件の管理会社に確認するか契約書もしくは重要事項説明の控えを確認してください。
退去が日割りの場合は入居日に合わせて退去日を設定できますが、9割以上の賃貸は退去は月割りになっています。
●引っ越しの手配・荷造りの計画を立てる
引っ越し屋さんは好きなところでいいでしょう。
安さや口コミで決めたいのであれば【 引越し侍 】で一括見積もりを取るのが一番安いと思います。
引っ越し会社の手配や梱包資材の用意、粗大ごみの回収予約など、荷造りを行う前にもやるべきことが多いため、早めに着手しましょう
荷造りのコツはエリアごとに段ボールに入れることと段ボールにどこの荷物かしっかり書きましょう。
ファミリーでの引っ越しの場合は段ボールはとても多くなります。
少し手間ですが、底面以外にどこの荷物か書いた方がいいでしょう。
使用頻度の低い物、ほかに代用品がある物、引っ越しまで使わない物も早めに段ボールに収めましょう。
部屋を探す
●複数の業者に見積もりを依頼
手間でなければ数社に物件選定や見積もりを依頼するほうがいいでしょう。
しかし、多ければ多いほど手間も増えるし断るのも悪い気持ちになるものです。
おすすめは引っ越し先近くの大手賃貸不動産とネット不動産の2社です。
大手不動産に行くメリットは専任物件といって他社で取り扱えない物件をもっている可能性があります。
ご自身で物件を探すときのサイトは物件の鮮度が一番いいLIFULL HOME’Sがおすすめです。
やっと良い物件を見つけても申込が入ってたらショックですよね。
ネット不動産のおすすめはウェルビー不動産さんです。下記よりLINEで登録できます。
ウェルビーさんのメリットは内覧以外はLINEで、契約関係は郵送、とにかく楽でしかもレスポンスが早かったり夜遅くまで対応してくれたり休みはないのかと思うほどでした。
内覧は近畿圏内だけですが、圏外でも他社で内覧してウェルビーさんで安くしてもらって契約してもらったこともあります。
個人的にはウェルビーさんだけでもいいと思いますが、できるだけ安くしたい場合は相見積もりを取ってみてください。
注意点は安くしすぎないことと本当に引っ越しすることです、1,2回値切れたら十分です。
数件の部屋の空き確認、初期費用見積もり、内覧、申込、キャンセルを繰り返して、結局引っ越し辞めましたなんてことがあったらお互いに不利益ですので、気を付けるようにしてください。
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●サービス内容や料金を比較
相見積もりを取って費用の比較は仲介手数料や値引だけで、その他の費用やサービスで差が出ることはありません。
あとは結局人柄でしょう。
横柄な人や適当な人とは契約などしたくありません。
●口コミや評判を確認
口コミは今や大事な指標の一つではありますが、それほど気にしなくていいと思います。
口コミで酷評されたことを今なお続けてるとは限らないので。
LINEなどでやり取りした時の雰囲気や、内覧で会った時の感じで決めるのが1番だと思います。
2. 各種手続き

住所変更の届け出
●役所での転出・転入届
転出・転入・転居などの住民異動届の所要時間は、1時間弱は見ていた方がいいでしょう。
3月から4月の引越しシーズンは住民異動の手続きで窓口が混雑するため、時間に余裕を持って行く必要があります。
家族の人数やマイナンバーカード等の住所変更手続きの有無によって、所要時間が長くなることがあります。
多くの市区町村では、転出届は引っ越し日の14日前から引っ越し当日~転入届は引っ越し当日から14日以内に提出する必要があります。
●郵便局の転送手続き
郵便局の転送手続きは、窓口・ポスト投函・インターネット(e転居)のいずれかで申請できます。
【窓口で申請する】
1.近くの郵便局の窓口で転居届を入手する
2.転居届に必要事項を記入する
3.本人確認書類(運転免許証など)と旧住所が確認できる書類(住民票など)を提出する
【ポスト投函で申請する】
1.近くの郵便局で転居届を入手する
2.転居届に必要事項を記入する
3.転居届をポストに投函する
【インターネット(e転居)で申請する】
1.日本郵便のウェブサイトにアクセスして「ゆうびんID」を取得する
2.「e転居」のサイトにログインする
3.必要事項を記入する
4.登録したメールアドレスに送信されてきた確認番号と確認作業手順書に従って、転居届受付確認センターに電話する
●銀行やクレジットカードなどの住所変更
色々書きますが、この辺のことはご自身で調べた方が早いと思います。
【銀行の住所変更】
・転居先の住所が記載された本人確認書類と届出印を持参する
・窓口で「住所変更届」に記入して提出する
・インターネットバンキングやアプリを利用する
・郵送で手続きができる「メールオーダーサービス」を利用する
・電話で手続きができる「テレフォンバンキング」を利用する
【クレジットカードの住所変更】
・会員専用ページやアプリを利用する、郵送で手続きをする、 電話で手続きをする。
【住所変更の手続きに必要な書類】
・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)
・新しい住所がわかる書類(住民票の写しや公共料金の領収書など)
・旧住所・新住所がわかる書類
【手続きの際の注意点】
・郵送で手続きする場合は、所定の変更届が必要になるため、カード会社に電話で連絡をして、変更届を取り寄せなければならない
・電話で手続きする場合は、カード会社によっては営業時間内に行う必要がある
・カード会社によって対応の有無が異なるので、事前に確認しておくようにしましょう
住所変更する物には、免許証、マイナンバーカード、役所や行政関連、各種保険関連、各種金融関連、通販のお届け先などいっぱいありますので、必要に応じて変更を行ってください。
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ライフラインの手続き
●電気・ガス・水道・インターネットの停止と開始
新居が決まって退去日が確定したら電気・ガス・水道・インターネットの停止の連絡をしてください。
引っ越し日以外の前後に設定することをおすすめします。
開始は引っ越し日に手配できるように前もって予約して下さい。
電気ガスは自由化されたのでお好きなところと契約してください。
水道の契約は、管轄する水道局または自治体なので、手続き方法は役所に電話やインターネットで調べてください。
注意点は、ガスの立ち合い日の早めの予約と、インターネット無料の物件の場合はアプリで登録して機器を送ってもらってから接続する場合もあるので事前にご確認ください。
3. 引っ越し当日

やるべきこと
●荷物の積み込みを確認
搬出・搬入時に家具や部屋に傷をつけられてしまわないか気を付けましょう。
とは言え口うるさくは言えないものなので、事前に養生箇所の確認などで家具や壁などに傷がつかないか気にしていることを引っ越し業者さんに伝えましょう。
また、傷つきそうな家具や壁の写真を撮っておくこともおすすめします。
傷が確認できた場合はすぐに引っ越し業者さんに写真を添えて連絡しましょう。
引っ越しの契約の際、貴重品は取り扱わないという場合がほとんどなので貴重品は自分で管理しましょう。
なにかあっても責任の追及は難しいです。
●掃除とゴミの処理
旧居に物は残さないようにし、最低限の掃き掃除ぐらいはしておきましょう。
新居での荷解きのゴミや段ボールは、新居でのゴミ出しルールを確認してから出すようにしてください。
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●鍵の受け渡し
引っ越し業者さんが着く前に受け取っておきましょう。
できたら前日に鍵を受け取れないか確認しておきましょう。
新居での作業
●荷解きの優先順位を決める
荷解きの優先順位は、使用頻度の高いものから開けていくことです。
夜から翌日にかけて支障なく過ごせるよう、キッチンや水まわりや寝室から始めるのがおすすめです。
●近隣へのあいさつ
新居での引っ越し挨拶は、ご近所や大家さんなどに挨拶をすることです。
挨拶のタイミングは引っ越し前日がベストですが、遅くとも1週間以内にはしましょう。
挨拶する範囲は、基本的には戸建ては全方位の8軒、集合住宅は上下左右の4軒と大家さんや管理人さんになります。
挨拶品はお菓子や日用品で、のしをつけ、水引は紅白の蝶結び、表書きは「御挨拶」や「粗品」とします。
4. 最後に
ここまで書きましたが、引っ越しはとても手間と労力がかかります。
周辺環境は変わり対人関係も変わり、まさに人生の転機です。
私自身何度も引っ越しして不安もありましたが、今となってはこれでよかったと思っています。
この記事を読んでいただいた方にもそう思ってもらえたら幸いです。
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